病気にかかったらどうする? 糖尿病患者のシックデイとは | 糖尿病とは?症状から予防(食事、運動)について知る

病気にかかったらどうする? 糖尿病患者のシックデイとは

シックデイ(Sick day/病気の日)という言葉を聞いたことがありますか?

シックデイとは、糖尿病患者さんが糖尿病以外の病気にかかった時のことです。

例えば、風邪をひいたり、感染症にかかったり、体調を崩したりすると、
いつもより血糖値が乱れやすく糖尿病に悪影響を及ぼしてしまう危険があります。

そのような時を「シックデイ」と呼び、その対策として「シックデイ・ルール」があります。
基本原則を知って、もしもの時に備えましょう。

【知っておきたい!「シックデイ・ルール」】
ルール1:先ずは安静にして温かくする
どんな病気の場合でも、無理は避けましょう。

体を安静にして温かくすることが大切です。
温かくすることで体力の消耗を防いで病気に対する抵抗力を育てます。

薄着をせずに重ね着をする(汗をかいても着替えられるよう)、
白湯を飲む、できるだけリラックスした時間を持つなど工夫をしましょう。

ルール2:主治医のもとで早めに受診を
下痢・嘔吐、高熱、食欲不振、腹痛、高血糖(250mg/dl以上)が続くような場合は、
早めに受診を。65歳以上の高齢者は症状が急速に進行しやすいので注意が必要です。

自己判断でのインスリンの中止や増量・減量は禁物。必ず医師に相談してください。

ルール3:検査をして症状を把握する
体調の悪い時は家族に協力してもらいながらでも、症状を細かく把握するために以下のチェックをこまめにしましょう。
・体温 ・血糖値(または尿糖) ・尿ケトン体 ・食事量、水分量 ・その他自覚症状

ルール4:食事や水分、電解質をとる
食事は、消化の良いものや炭水化物を中心にしながら、
できるだけ1日の指示エネルギー(摂取カロリー)を摂るようにしましょう。

水分や電解質の飲み物(スポーツドリンクなど)でしっかり水分補給を。

●急性合併症「ケトアシドーシス」に注意!
シックデイになると普段よりもインスリンの作用が低下してしまいます。

インスリンがブドウ糖を利用してエネルギーを作り出せなくなると、
体の中では脂肪を分解することで、生命活動に必須のエネルギーを産生しようとします。

その時にケトン体という物質が発生します。

ケトン体が増えると血液が酸性に傾き(通常は弱アルカリ性)、
「ケトアシドーシス(糖尿病の高血糖性の急性代謝失調)」と呼ばれる危険な急性合併症を起こすことがあるのです。

インスリン療法を行っている患者さんに起こりやすいので、
食事が十分に摂れなくても自己判断でインスリン注射を中止することは禁物です。
事前にシックデイ時のインスリン注射の対応を医師に確認しておくようにしましょう。

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