糖尿病と肥満 | 糖尿病とは?症状から予防(食事、運動)について知る

糖尿病と肥満

肥満との関係で最も要注意なのが、糖尿病高血圧脂質異常症などの生活習慣病、また、これらの病気が重複して発症するメタボリックシンドロームとも密接な関係があります。
肥満を放置していると、こうした生活習慣病を悪化させ、やがて動脈硬化を引き起こします。
日本人は欧米人に比べて、もともとインスリンの分泌能力が低いため、少し太ると糖尿病をはじめとした生活習慣病になりやすいと言われています。

糖尿病を3ヶ月で克服した方法はこちら。

あなたは肥満?BMIで計算

「BMI」とはody ass ndexの頭文字を取った略称で、身長から見た体重の割合を示す体格指数の事です。手軽に肥満度がチェックでき、18.5未満が「低体重」18.5~25が「標準」25以上が肥満としています。

下記の計算式から自分のBMIを計算してみましょう。

BMI=体重㎏÷(身長m×身長m)

※身長がメートルであることに注意して下さい。

(例)身長が170cmで体重が80kgの場合
BMI=80÷(1.7×1.7)=27.68…肥満型となります。

また、このBMIの数値を使って、自分の標準体重がどの範囲かも計算できます。

標準下限:身長m身長m×18
標準上限:身長m身長m×25

(例)身長が170cmの場合
標準下限:1.71.7×18=52.02Kg
標準上限:1.71.7×25=72.25Kg

自分の現在の体重との差に着目して計画するのが良いかもしれません。また、筋肉量や骨密度によって異なるため、昨今では体脂肪率で判断するのが良いと言われています。

隠れ肥満

隠れ肥満というのは、一見やせて見えるのに体脂肪率が高く、肥満の状態であることを指します。たとえば、体重は維持できているのに、体系が崩れていたり、また体が重く感じるなどの状態は隠れ肥満の可能性があります。
肥満と同様に糖尿病や動脈硬化など健康状態にも影響が出てきますので、しっかり解消する必要があるでしょう。

体脂肪率の基準

男性

年齢 14歳未満 15~17歳 18~39歳 40~59歳 60歳以上
痩せ 6%未満

7%未満

10%未満 11%未満 13%未満
標準 7~24% 8~23% 11~21% 12~22% 14~24%
肥満 30%以上 28%以上 27%以上 28%以上 30%以上

女性

年齢 14歳未満 15~17歳 18~39歳 40~59歳 60歳以上
痩せ 14%未満 17%未満 20%未満 21%未満 22%未満
標準 15~33% 18~35% 21~34% 22~35% 22~36%
肥満 38%以上 40%以上 40%以上 41%以上 42%以上

BMIでは標準体重なのに体脂肪率が標準以上・あるいは肥満の場合は、隠れ肥満の可能性があります。

隠れ肥満のタイプ

ひとつは皮膚の下に脂肪が溜まる「皮下脂肪型」、もうひとつは肝臓などの内臓に脂肪がつく「内臓脂肪型」です。

皮下脂肪型

長年の蓄積によって溜まったものなので、なかなか減りにくい傾向があります。
加齢とともに増えることが多く、お尻や太ももがたるんだり、二の腕が太くなります。

内臓脂肪型

一見分かりにくいですが、お腹だけがポッコリ出ているような状態。
内臓脂肪が増加すると糖尿病や動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の原因になるので、より深刻と言えます。

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隠れ肥満の原因

  • 運動不足による筋肉量の減少と脂肪の増加。
  • ダイエットのリバウンド
  • 不規則な食事
  • 栄養バランスの崩れ

などが考えられます。

隠れ肥満の解消方法

食生活と運動によって消費エネルギー>摂取エネルギーの状況にする必要があります。まずは消費エネルギーと摂取エネルギーの仕組みを理解しましょう。

消費エネルギー

消費エネルギー=基礎代謝+生活で消費したカロリー+運動で消費したカロリーです。基礎代謝は男性で1200~1550Kcal(年齢により異なります)、女性で1000~1200Kcal(年齢により異なります)くらいです。運動は週3日以上、1回30分以上を続けるのが望ましく、有酸素運動が内臓脂肪を減らすのに最適です。

基礎代謝と生活で消費したカロリーについては「一日の消費カロリーは基礎代謝と身体活動レベルで決まる」で、運動での消費カロリーは、「糖尿病と運動の関係」で解説しています。

摂取エネルギー

仕事が忙しく週に3日、30分以上も時間が取れないという方は、性別・年齢別の基礎代謝(1000~1550Kcal)を元に、摂取エネルギーをそれ以下に設定するのが効果的です。

食べ方とメニューの工夫で摂取カロリーをコントロールする」で解説しています。

まとめ

□ 自分が肥満かどうかは、BMIと体脂肪率を基準に判断する

□ BMIが基準値でも隠れ肥満の可能性がある

□ 隠れ肥満には皮下脂肪型と内臓脂肪型がある

肥満は生活習慣病の温床になるため、早めに現状を把握して対処する必要がありますね。

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