食事療法とインスリンの関係について | 糖尿病とは?症状から予防(食事、運動)について知る

食事療法とインスリンの関係について

はじめに

糖尿病の治療方法の中で食事療法は大きな基本治療となります。

食事療法については、医師や栄養士などの指導のもとに行われるものですが、食事療法と血糖値の関係についてはどのようなものがあるのでしょうか。

食事療法が糖尿病の基礎となる理由

初期の糖尿病などについては、まずは日常生活の改善から始まります。また糖尿病が進行している状態でも食事療法は大切な治療のひとつとなります。

 理由としては、

  • 食事量全体のを消費カロリーを考えて血糖値上昇を抑える為
  • 適量の食事量でインスリンが血中内の糖を分解して体内に取り入れることができる
  • 食事療法で動脈硬化、成人病予防といった合併症を防ぐ

などがあります。

食事療法の最大の目的は適切な食事量とバランスの良い食事を習慣づけるといったことにあります。

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食物の消化と糖の関係について

少し難しい話になりますが、食物の消化の話、そして、糖とインシュリンの関係についてご説明しましょう。

食事の時に様々な食物を摂ることでこれらが体の中で消化されます。特に、炭水化物(ご飯やパン、麺類)などの主食が消化されると、糖として変化します。糖として変化したものは腸内から吸収されます。吸収された糖は血液に流れ込み体の中を循環してエネルギーとして使用されます。しかし、全てがエネルギーとして使用されるわけではありません。

血液内の糖の量を調整しているものがインスリンと呼ばれるホルモンです。

インスリンの働きによって、血液内にある一定以上の糖は筋肉や肝臓にグリコーゲンとして蓄えられます。また、肝臓で蓄えられないものは脂肪として蓄えます。

正常な場合このように体の中で食物が循環して代謝することになります。しかし、一度に食事を多くとったり、インスリンの効果が少なくなってしまうと、体の中の適正なバランスが崩れてしまいます。このように、血液中の糖がエネルギーにも変われず、また貯蓄としての蓄えとしても変化されず、そのまま、血液中に糖が残ってしまうと高血糖の状態となってしまします。

脂肪が増えるとインスリンの効果が減る

通常、食後1、2時間でインスリンの効果によって食事で上がった血糖値は下がります。しかし、インスリンの作用が低下している場合、食後に血糖値が下がり難くなります。

インスリンの作用が低下していると、なかなか血糖値が下がらない為、血糖値を抑えようとする為にインスリンの量が増えてきます。

細胞と糖が結び付く量には限界があります。しかし、脂肪と糖は結びつくことが可能なので、体内に脂肪が蓄積される量が多くなっていきます。そして、これらが、肝臓や筋肉に蓄えられることによって、更に肥満の状態が加速して、体内に様々な影響を及ぼす結果となります。

よって、脂っこい食べ物や摂取カロリーが多くなると更に脂肪も増え、血糖値がなかなか下がらなくなるといった悪循環が生まれます。

まとめ

食事療法が糖尿病にとって大切なのは、摂取カロリーと代謝のバランスを整える為です。

インスリンの分泌はあっても効果が下がっている場合などは、今食べている食事などの見直しが必要となってきます。

年齢と共に消費されるカロリーも減りますので、若い時同じような食生活では自然と脂肪も溜まりやすくなり、インスリンの効果も減ってきます。

早めに体内の循環作用の無理を正すことによって、体の内臓器の負担を減らし、結果、糖尿病の合併症の予防をすることになります。

食べる量を極端に減らしたり、偏った食事を摂ることも体内の栄養の吸収作用のバランスを崩すことになり、結果的に糖尿病を進めることに繋がります。

どの栄養素も偏ることがなく、バランスのとれた食事を摂ることが糖尿病の食事療法の基本となります。

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