糖尿病と水分摂取について | 糖尿病とは?症状から予防(食事、運動)について知る

糖尿病と水分摂取について

はじめに

 糖尿病の人はよく「水分をしっかりと摂って下さい。」と、いわれますが実際にはどのくらい飲めば良いのでしょうか。また、1日で水分をたくさん摂ることはできるものなのでしょうか。

 それでは、糖尿病の人の水分の摂り方や具体的な摂取方法などについてご説明しましょう。

1日の目安は1500mlくらい、少しづつ飲むのがコツ

 水分の摂取の量については様々あります。一説には2000mlや3000mlなどと言われています。

一般的な食事の中にも水分は含まれています。食事の中に含まれる水分量が約1000ml位です。純粋に水として飲む水分の量については、健康な人で1日に1000mlですので、それよりは多い量が良いとされるので1500mlから2000ml位が目安となります。

☆注意☆腎臓透析されている方や心臓の病気(心不全など)で水分量を制限されている人は糖尿病の場合でも水分量は制限されていますので、医師の指示に従って下さい。

水分の摂取方法についてですが、一度に多く飲むというよりは分けて飲む方が良いとされています。

理由としては、

  • ・一度にたくさん飲むと体に負担がかかる
  • ・一度にたくさん飲んでも体に吸収されず、尿になる

などになります。

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高血糖で血液の濃度が高くなるので水分摂取は大切

なぜ、糖尿病の人が水分を沢山必要になるかと言えば、高血糖の状態では血液が高浸透状態で体の中の水分を尿として外に出そうとする作用があるためです。その結果、脱水症状になりすくなります。

脱水症状にならないようにする為に日頃から水分を多く摂る必要があります。

しかし、一度に大量の水分をとっても体の中に残らず外に出てしまうので、こまめに分けて水分を摂ることが大切なのです。

食事中に摂るなど飲み方に工夫が大切

漠然と1500mlや2000mlといわれてもどのように摂れば良いか分からないと思います。

具体的には、3度の食事の間でお茶などを飲むと良いと思います。これらの量が、湯飲み1杯ならおよそ120ml位として、1回の食事中で2回お茶を飲むとすれば、240mlとなり、3回の食事で720mlとなります。このように食事の間に飲むことで無理なく自然にこまめに飲むことができます。

食事だけでも700ml位になりますので残りの量はあと半分位になります。

例えば、食事の間の休憩の時に缶コーヒーなどを飲むことで150ml位となります。そうすると残りの量についてはかなり少なくなりますので、朝起きた時にコップ1杯の水を飲むことと、寝る前にコップ1杯の水を飲むことを習慣づければ、ほぼ、1500mlに近い水分量を摂取することになります。しかも無理せず飲めて、時間も分散できていると思います。それ以上の量については、喉の渇きに合わせ、その都度コップ1杯程度(120~150ml)位の水を飲む位で充分補えるのではないでしょうか。

朝起きてすぐ水を飲むと体の作用に良いと言われているので、クセづけると良いと思います。そして寝る前ですが、年配者の方は寝る前に水分を控える傾向がありますが、夜寝ている時も汗などをかき、体の代謝があるので水分は必要となります。

基本は水かお茶で、砂糖は無いノンカロリーが理想

糖尿病の人の水分摂取は本来、水が望ましいのですが、食事の時などはお茶なども良く、基本的には砂糖がなく、0カロリーのものが理想と言えます。

お茶は、麦茶や緑茶、ウーロン茶など手軽で日常的にあるもので良いでしょう。コーヒーや紅茶といった嗜好品については基本的に砂糖無しのストレートが良いでしょう。また排尿効果がある飲み物については飲み過ぎに注意して、適度な量で楽しむようにするのが良いでしょう。

夏場の暑い時期のスポーツドリンクなどは砂糖分や塩分が入っている為、できれば控える方が良いでしょう。同様に炭酸飲料は糖分が多く含まれるので注意が必要です。

またお酒などアルコールについてですが、水分と思って摂っていても、アルコールの作用で体内の水分を排出する効果がある為、飲んだ分の倍の量の水分摂取が必要なります。アルコールを飲んだ時は普段より多く水分を摂ることを心がけましょう。

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まとめ

糖尿病の人の水分摂取は夏場・冬場問わず大切です。基本的には砂糖がない飲み物を飲み、夏場など汗をかきやすい時期は少し多めに摂ることが大切です。脱水症状などは気がついた時に水分を摂るのでは遅く、発症時に水分を摂っても間に合わないこともあります。特に夏の時期などは、脱水症状になり易くなる為、早めに水分を摂るといったことが大切でしょう。

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