糖尿病の4つのタイプと症状 | 糖尿病とは?症状から予防(食事、運動)について知る

糖尿病の4つのタイプと症状

近年、食生活の欧米化や運動不足に陥りがちな現代人の生活習慣を背景に、糖尿病患者数が急激に増加しています。

また、女性や子供にも多く見られるようになっていっていることもひとつの特徴です。

糖尿病は男性がなりやすいと思っている人もいるかもしれませんが、そうとも言えないのが現状なのです。

女性の場合には、40代以上に糖尿病が多く、更年期との関連が指摘されています。

加えて、女性の社会進出が進み、男性と同じような生活習慣が定着していることもその要因ではないかといわれています。

もはや成人の約6人に1人が糖尿病、もしくはその予備群であるともいわれているほどに一般的な現代病であるにもかかわらず、糖尿病についての知識はそれほど浸透していないようです。

たとえば、2002年実施の厚生労働省「糖尿病実態調査」によると、糖尿病についての基本的な知識についての問いに対して知らないもしくは間違った回答をした人が約半数でした。

糖尿病は早い段階で気づいて治療をすれば、治せる病気です。

私たちはまず、糖尿病について正しく理解することが必要なのではないでしょうか。

今回は、糖尿病を4つに分類して説明するとともに、その症状についても解説します。

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糖尿病の様々な種類

糖尿病は「1型糖尿病」「2型糖尿病」「その他の疾患に伴う糖尿病」「妊娠糖尿病」に分類されます。

1型糖尿病とは

自己免疫異常によりインスリンを合成するすい臓のβ細胞が破壊されてしまうものです。

インスリンとは、すい臓から分泌されるホルモンの一種で血液中のブドウ糖量を一定に保つ働きをしてくれます。

1型糖尿病では、こうしたインスリンがつくられないために血糖値が異常に高くなってしまうという特徴があります。

この場合には、インスリン注射をしてインスリンを定期的に補給しなければ、昏睡状態に陥り命にもかかわります。

1型糖尿病は糖尿病の約5%を占め、若年者に多く、急激に発症することが多いのに対して、2型糖尿病は約95%を占め、中高年に多く、症状は比較的ゆっくりと現れることが多いのが特徴です。

2型糖尿病について

1型糖尿病と違うところは、インスリンが分泌されないわけではないということです。

インスリンの分泌量が少なかったり、その働きが弱くなっている状態にあります。

2型糖尿病は遺伝的要因と外的要因が重なったときに発症しやすいと考えられます。

外的要因としてあげられるのは、食べすぎや運動不足、ストレス過多等です。

つまり、2型糖尿病は生活習慣と密接なかかわりがあるといえます。

そのため、治療の方法は食事療法や運動療法が中心となります。

その他の疾患に伴う糖尿病

ステロイドの服用や膵疾患、肝疾患に伴って発症することがあります。

たとえば、膵疾患の場合にはアルコールの過剰摂取等により膵臓の機能が破壊され、インスリンの分泌がされなくなるために1型糖尿病のようなインスリン注射が必要になることがあります。

妊娠糖尿病

妊娠中に胎盤で血糖値を上げやすいホルモンがつくられるので、血糖値が上昇しやすくなる傾向にあるため発症するものです。

通常の妊婦であれば、血糖値が上昇しやすいホルモンが分泌されても、膵臓からインスリンが多く分泌されて血糖値を一定に保つことができるのですが、まれに必要なインスリンを分泌できない体質の人がいます。

その場合に血糖値が上昇してしまうということがあります。

妊娠糖尿病は胎児にもさまざまな影響をあたえますので、両親や兄弟姉妹に糖尿病の人がいる場合には注意しましょう。

知識だけではなく、普段の生活から改善を

さて、これまで糖尿病を4つのタイプに分類して紹介しましたが、実際ははっきりと分類できないような難しい問題もあるため、高血糖を中心としたある症状の集まりととらえる意見もあります。

また、糖尿病は、早期発見、早期治療をすれば、ほぼ治すことも可能であり、正しい理解さえあれば怖い病気ではありません

病気の早期発見にはからだの状態に日頃から注意を払っておくことがとても大切です。

また、生活習慣や食事、ストレスとの付き合い方も見直す必要があります。

和食を中心とした規則正しい食事を心がけ、適度な運動も取り入れましょう。

朝食を抜くことは肥満の原因になりますから禁物ですし、過度のストレスは血糖値を上げる原因になります。

ストレス解消にスポーツをするなど、上手に付き合っていきたいところです。

糖尿病の症状としては喉の渇きや多尿、多飲、体重減少や体のだるさがあります。

また、糖尿病は血液中のブドウ糖が多くなっている状態ですので、尿にも糖が排出されて甘いにおいがすることもあります。

さらに、代謝異常による影響が体中の神経や血管に異常をもたらし、手足のしびれや痛みを感じたり最終的には昏睡状態になることも考えられます。

見落としてしまいがちな症状でもありますが、もしかしたら、からだが発している重要なサインかもしれません。

気になる人は早めに診断を受けましょう。

まとめ

□ 糖尿病は「1型糖尿病」「2型糖尿病」「その他の疾患に伴う糖尿病」「妊娠糖尿病」に分類される

□ 1型糖尿病とは、自己免疫異常によりインスリンを合成するすい臓のβ細胞が破壊され、インスリンが作られない為血糖値が以上に高くなってしまう

□ 2型糖尿病とは、食べすぎや運動不足、ストレス過多等の遺伝的要因と外的要因が重なったときに発症しやすい

□ その他の疾患に伴う糖尿病。ステロイドの服用や膵疾患、肝疾患に伴って発症することがある

□ 妊娠糖尿病とは、妊娠中に胎盤で血糖値を上げやすいホルモンがつくられるので、血糖値が上昇しやすくなる傾向にあるため発症する

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