生活と糖尿病のつながり | 糖尿病とは?症状から予防(食事、運動)について知る

生活と糖尿病のつながり

当たり前のことですが、私たちは食事をとらないと活動することができません。

それは、食べたものからつくられるブドウ糖がエネルギーの源となるからです。

ブドウ糖が血管を通ってからだ中に届けられなければ私たちは動き続けることができないのです。

そうした重要な働きをするブドウ糖は3大栄養素のひとつである炭水化物からつくられます。

炭水化物は食品でいえば、ご飯、パン、麺類等のことです。

からだ中に行き渡っても、なお余ったブドウ糖はグリコーゲンになり、肝臓や筋肉で蓄えられます。そうして、必要な時に再びブドウ糖に変換されて、エネルギーとして使用できる仕組みになっています。

さて、ここで紹介する糖尿病ですが、ブドウ糖とは切っても切れない深い関係にあります。

血液中のブドウ糖の濃度を数値化したものを血糖値といいますが、1dlの血液の中に何mgのブドウ糖が含まれているかをmg/dlの単位で表されます。

健康な人であれば70~100mg/dlで推移していますが、糖尿病の人は血糖値が常に高い状態にあります。血糖値が継続して高い状態にあるのはインスリンの働きがないか、もしくは不足しているためです。

インスリンはすい臓から分泌されるもので、血液中のブドウ糖の濃度を一定に保つ働きをします。

糖尿病はインスリンが通常のように機能しないために、血液中にブドウ糖が溜まっている状態で全身に悪影響を及ぼします。

「高血糖状態が続くために、全身をむしばんでいく病気」といっても過言ではないかもしれません。

しかし、早めに処置をすれば普通の人と同じような生活をおくることもできます。

糖尿病は早期発見・早期治療が何より重要なのです。

糖尿病を3ヶ月で克服した方法はこちら。

そのためには、まず糖尿病についての正しい理解を進めていきましょう。

1型糖尿病と2型糖尿病の相違

糖尿病には1型糖尿病と2型糖尿病があますが、この2つは同じ症状であってもまったく異なる性質のものです。

1型糖尿病は、インスリンを分泌するすい臓のβ細胞が破壊されてしまい、インスリンが分泌できなくなるために発症します。

β細胞が破壊される原因はまだ完全に解明されていませんが、免疫細胞が誤ってβ細胞を攻撃してしまうのではないかと考えられています。

こうした1型糖尿病の割合は糖尿病全体の3~5%しかありません。

若年層に多いのが特徴で、10歳以下の糖尿病ではほぼ100%が1型です。

徐々に病気が進行する2型と違って、1型は突然発症し、急激に進行します。

初期の症状は、喉の痛みや熱等、風邪のような症状ですが、進行がはやいので早急に処置をしなければ昏睡状態に陥って大変危険です。

食事療法や運動療法も1型にはあまり効果がなく、治療にはインスリン注射が不可欠です。

糖尿病全体の90%以上が2型糖尿病です。

2型糖尿病は生活習慣病と考えられていますが、遺伝的要素もあり、親や祖父母が糖尿病である場合には高い確率で糖尿病になるといわれています。

日本人で糖尿病になりやすい素質を持っている人は3割ほどと推測されますが、素質があるからといって必ず糖尿病になるわけではありません。

肥満や過食、ストレスが遺伝的な素因と重なって、発症する可能性が高くなるということです。

とくに肥満体の人は標準体重の人に比べて3倍~4倍の確率で糖尿病になるといわれています。

2型は進行が遅いので、早めに症状に気付くことが治療のカギです。

その症状は喉の渇き、尿の増加、トイレの回数の増加、からだの疲れやすさです。

血液中にたくさん残っているブドウ糖を排出しようとして、トイレ回数や尿の量が増加します。

また、手足のしびれや、寝ているときに足がつるのを経験する人もいます。

これは、代謝異常が神経に悪影響を及ぼしているものと考えられます。

食べても食べても痩せてしまう場合にも注意が必要です。

糖尿病になると、ブドウ糖が適切にエネルギーに変換できないので慢性的なエネルギー不足になり、異常な食欲にもかかわらず痩せていくという症状がみられます。

2型の治療は運動療法と食事療法、飲み薬療法が有効です。

医師の指示に従い適切な治療を続ければ、ほとんどの場合、病気は快方に向かいます。

ここに書いたいくつかの症状の中で、気になる自覚症状のある人は早めに医師の診断を受けましょう。

まとめ

□ 重要な働きをするブドウ糖は3大栄養素のひとつである炭水化物からつくられる

□ インスリンはすい臓から分泌されるもので、血液中のブドウ糖の濃度を一定に保つ働きをする

□ 血液中のブドウ糖の濃度を数値化したものを血糖値といい、1dlの血液の中に何mgのブドウ糖が含まれているかをmg/dlの単位で表す

糖尿病を3ヶ月で克服した方法はこちら。

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