便利な生活がもたらした糖尿病 | 糖尿病とは?症状から予防(食事、運動)について知る

便利な生活がもたらした糖尿病

現代は車が普及し、歩く必要がなくなりました。

家では、家電製品が活躍してくれるので家事にそれほど労力を使う必要もなくなり、食事は、24時間営業しているコンビニで調達することができます。

ネットスーパーは自宅まで商品を運んでくれますから、もはや家から一歩も出ることなく生活することも不可能ではありません。

こうして世の中がやたらと便利になり、人が動かなくなっていくと同時に、糖尿病患者が年々増加しています。

厚生労働省の「糖尿病実態調査」によると1997年に糖尿病が強く疑われる人は約690万人であったのに対して、2002年に糖尿病が強く疑われる人は約740万人にまで増えています。

ちなみに、糖尿病の可能性を否定できない人は約880万人で、合わせると1620万人になり、これは成人の約6人に1人に相当します。

戦後の食糧難の時代にはごく一部のお金持ちがなる病気だった糖尿病が、今や国民病といわれるまでに広まっています。

こうした背景には、生活の便利さとあわせて食事の欧米化があります。

厚生労働省の「国民栄養調査」によると、昭和30年に比べて現代人の摂取するカロリーはほとんど変わっていませんが、脂質は約3倍に増えています。

また、小中学生に好きなものを聞くと、ハンバーグ、から揚げ、フライドポテトといった答えが非常に多いです。

肉中心の高脂肪な食事が一般的になってきているということでしょう。

欧米風の食事がダメということではありませんが、和食を中心としたヘルシーな食生活を心がけるほうが、日本人の健康のためには良いといえるのではないでしょうか。

糖尿病を3ヶ月で克服した方法はこちら。

まずは自分自身を知る

食生活改善のためには自分の適正な摂取エネルギーを把握しておくことが大切です。

計算方法は、まず、身長から標準体重を計算します。

身長(m)×身長(m)×22=標準体重(kg)

次に、自分に必要な1日のエネルギー量を掛けます。

エネルギー量の目安は、仕事が主にデスクワークや主婦は25~30キロカロリーで、接客業中心の人は30~35キロカロリー、力仕事が中心の人は35~40キロカロリーです。

ただし、現在肥満しているかどうかも関係してきますから、多少の個人差があります。

また、子どもの場合にもこれとは別に、年齢に応じた計算法を使います。

詳しくは、医者に相談しましょう。

今は食べ物がいつでもどこでも手に入る飽食の時代ですから、カロリーのとり過ぎによる肥満も多くなりがちですが、肥満は糖尿病の最大の危険因子といわれています。

食生活や生活習慣を見直して、肥満を予防しましょう。

自己管理で糖尿病は予防できるのです。

糖尿病の正しい知識を持つ

糖尿病が増加しているにもかかわらず、はたしてそれがどんな病気かを知っている人は意外と少ないかもしれません。

糖尿病は高血糖状態が続くもので、これは血液中のブドウ糖を一定に保つ働きをしてくれるインスリンに不具合が生じてしまうためです。

糖尿病になる原因は、前に書いたような肥満や運動不足、食べ過ぎの他に、ストレスやウィルスによるものもあり完全には解明されていないケースもあります。

大きな問題は、症状に気付かないまま進行してしまうことです。

糖尿病は早めに気づいて治療をすれば、普通の生活をおくることもできますが、進行してしまうと合併症を引き起こして危険な状態になることもあるからです。

糖尿病の早期発見のために、ここでは症状のいくつかを紹介しますので、身に覚えのある人はすぐに検査を受けることをおすすめします。

まずは、「喉の渇き→水分を欲する→頻尿、尿量増加」のサイクルです。

高血糖状態が続くと、糖が排出されるので多くの水分が必要になります。

この時の喉の渇きは異常なほどで、水分を常にとっていないと落ち着かないくらいです。

また、「空腹感→食欲→痩せる」のサイクルも糖尿病の症状のひとつです。

食事からとり入れるブドウ糖をエネルギーに変えることができていないので、食べているにもかかわらずエネルギー不足に陥ります。

食べても食べても満腹感がなく痩せていく場合には要注意です。

世界中で蔓延する糖尿病

2007年の時点で全世界の成人人口の5~6%が糖尿病にかかっていると推測され、これは、年をおうごとにさらに増える傾向にあります。

こうしたことを受けて、11月14日を世界糖尿病デーとし、世界各国で糖尿病に関連したイベントが行われています。

こうしたイベントを通しても、糖尿病についての正しい知識を身につけることが早期発見・治療につながると思います。

まとめ

□ 生活の便利さが進むと同時に糖尿病患者が年々増加している

□ 食生活の欧米化も進み、肉中心の高脂肪な食事が一般的になってきている

□ 食生活改善のためには自分の適正な摂取エネルギーを把握しておくことが大切

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