あなたは大丈夫? 糖尿病のはじまりは○○から | 糖尿病とは?症状から予防(食事、運動)について知る

あなたは大丈夫? 糖尿病のはじまりは○○から

厚生労働省が発表した平成26年患者調査によると、糖尿病の国内総患者数は316万6,000人にのぼり、前回調査した平成23年の270万から46万6,000人増えて、過去最高となりました。

生活習慣病と呼ばれる病気では、高血圧性疾患の1,010万8,000人に続いて多い数字となります。

一方、糖尿病予備群は2,000万人で、この予備群の人たちは数年以内に糖尿病として診断されるリスクを背負っています。

では、どのような状態が糖尿病と診断される状態なのでしょうか。

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糖尿病は自覚症状のない病気?

糖尿病は、血液中のブドウ糖が通常値よりも高い状態が続く、つまり慢性的に血糖値が高い状態であるという病気ですが、初期の段階では自覚症状がなく、健康診断などの血液検査で血糖値の数値を測り、「糖尿病の疑い」と診断されて初めて気が付くものです。

糖”尿”病と呼ばれるように、昔は甘い尿が出るようになる病気と考えられていました。

これは腎臓の安全弁が、血糖値が約170mg/dlを超える高さになると、余分な糖を尿に捨てるようになるからです。

18世紀後半以降は血液で糖の状態が測れるようになったので、尿中の糖の有無にかかわらず糖尿病が診断できるようになりました。

糖尿病は自覚症状がないと前述しましたが、それでも血糖値が非常に高い状態が続くと、非常にゆっくりではありますが自覚症状が徐々に出てきます。

例えば、疲れやすい、風邪をひきやすくなる、頻尿、空腹感、のどが渇きやすい、目がかすむ、手足の感覚が鈍くなる、などです。

糖尿病の自覚症状は「三多一少」

特に糖尿病の症状として多くの人が体験するのが、頻尿、空腹感、のどの渇きです。

はじめは自覚症状のない糖尿病も、血糖値が非常に高くなると症状が出てきます。

これが「多尿」「多飲」「多食」で、よく食べよく飲むにもかかわらず「体重が減少」します。

この症状を指して、「三多一少」と言います。

ではなぜこのような症状が現れるのでしょうか。

まず「多尿」ですが、血糖値が高くなると腎臓のはたらきによって糖が尿の中に捨てられる、とは既に述べました。

尿に溶かすことのできる糖の割合は決まっているので、余分の糖を一回の尿にすべて捨てることはできません。

なので、尿を多くして処理することになります。これが「多尿」、もしくは「頻尿」の原因です。

すると、水分がたくさん必要になります。体から水分が尿となって抜けてしまうので脱水状態となり、のどが渇いて、水分をたくさん欲しくなります。すると「多飲」となります。

また、血液中のブドウ糖は、通常ですとインスリンというホルモン物質のはたらきで血液中から細胞へと移行し、エネルギーに変わるものです。

しかし、糖尿病になるとこのエネルギー変換がうまくいかず、必要な細胞にブドウ糖が供給されません。

すると、体はエネルギーを欲して食欲が増します。こうして、「多食」となります。

ですがたくさん食べてブドウ糖を取り入れても、インスリンが効かず細胞へのエネルギーにならないのですから、細胞は備蓄燃料である脂肪を燃やしてエネルギーにします。

すると体重が減り、いくら食べても「体重減少」ということになってしまいます。

注意したいのは、この「三多一少」は、場合によっては血糖値が通常値の三倍以上もの数値になってからでないと自覚症状として現れないということです。

現れるようになっても、むしろよく食べ、よく排泄するのは健康な証拠、と勘違いする人も少なくありません。

そうこうしているうちに、合併症を引き起こすリスクが上がります。

自覚症状がないからといって、血糖値が低いということでは決してありません。

生活習慣病と呼ばれるように、糖尿病になる原因は、暴飲暴食、運動不足、肥満などが濃厚です。

また、自覚症状が現れにくいために「糖尿病の疑い」と診断されてもさほど気にされず、知らぬ間に進行していることが多い病気です。

血液検査をしないとわからない病気なだけに、毎年の健康診断をしっかり受け、出た数値を軽視せずに、生活習慣を見直すことが改善または予防への第一歩です。

まとめ

□ 糖尿病は、血液中のブドウ糖が通常値よりも高い状態が続く、血糖値が高い状態であるという病気ですが、初期の段階では自覚症状がない

□ 血糖値が非常に高くなると「多尿」「多飲」「多食」で、よく食べよく飲むにもかかわらず「体重が減少」します

□ 自覚症状が現れにくいため毎年の健康診断をしっかり受る

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