測って治す!血糖値の自己測定 | 糖尿病とは?症状から予防(食事、運動)について知る

測って治す!血糖値の自己測定

糖尿病は、自覚症状のない病気と言われています。

そのため、血糖値の検査をして自覚のないまま初めて糖尿病と診断される人が多いのです。

糖尿病を進行させないためには生活習慣の改善が欠かせないのですが、自覚症状がないため、改善に努めても張り合いがなく、途中で投げ出してしまう人も少なくありません。

そこで、測定器を用いての血糖値管理が有効となります。

では、血糖値を自己測定することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

糖尿病を3ヶ月で克服した方法はこちら。

現在の血糖値を知ることによって、やりがいを見出す

糖尿病の原因として最初に考えられるのが、運動不足や肥満です。

これらの解消法として、運動をして、体重を測る、といった方法を用いている人は多いでしょう。

ダイエットしていても、毎日見ている体の事ですから、見たり触ったりしただけでは脂肪が本当に毎日減っているのかどうかわかりません。

はっきりと効果が実感できるのは、体重計に乗った時ではないでしょうか。

数値として結果を確認することができると、自分の行っている方法が正しいかどうか、効果的かどうかを客観的に確かめることができます。

血糖値の自己測定も、これと同じです。

糖尿病は自覚症状の出にくい病気ですから、検査で糖尿病と診断されても、いまいちピンとこないものです。

毎日生活習慣の改善に努めていても、はっきりと効果を感じられないと張り合いがなく、続きません。

体重計のように、血糖値も毎日測って数値を目にすることによって、日々の食事や運動にやりがいが出てきます。

血糖自己測定によって、効率的な治療につなげる

糖尿病の治療法で主なものは、食事療法、運動療法、薬物療法ですが、これに自己測定を加えることによって、これら3つの治療法の細かい軌道修正をしていくことができます。

自己測定の大きな目的は、ただ数値を知ることではなく、治療に役立てることです。

毎日同じ時間で測って自分の血糖値の動きを知ることによって、どのくらい食べるとどのくらい血糖値が上がるのか、運動をするとどのくらい血糖値が下がるのか、などを具体的に把握することができます。

薬物治療であるインスリン注射をしている人は、血糖値が下がり過ぎていないかを測ることもできます。

自己測定の種類

自己測定には、二つの方法があります。

一つは「自己血糖測定(SMBG)」で、穿刺用器具で指先などからごく少量の血液を出し、

その血液を自己血糖測定器の先端にセットした測定用チップなどに付けて測定する方法です。

医療機関や薬局などで購入できます。

最初の1週間は、3食の前後で1日6回測定し、測定したら必ず記録することが大切です。

数値の他に、食事の内容、運動の有無、その日の体調なども記録します。天候を記録してもいいかもしれません。

もう一つは持続グルコース測定といって、お腹などの皮下組織にセンサーを刺して、血液中のブドウ糖濃度の変動を24時間測定する方法です。

2015年2月には、インスリンポンプ(薬物治療に使われる、インスリンを皮下に24時間自動的に注入する携帯型の機器)のはたらきを併せ持った持続グルコース測定器も、個人で使えるものが登場しました。

この機器によって、今現在の血糖値を確認し、適切なインスリン量を注入することが可能となります。

また開発段階ですが、将来的には測定値と連動して、インスリンが自動的に注入されるような装置も登場予定です。

他に、尿糖測定という方法があります。市販の尿検査薬で尿糖の有無を調べるものです。

糖”尿”病と呼ばれるように、血中のブドウ糖が増えすぎると、腎臓のはたらきによって余分の糖は尿に溶かされて排泄されます。

健康な人の血糖値は、空腹時で100mg/dL未満とされており、110mg/dLまでが正常値とされています。

糖が尿に捨てられるのは、血糖値がだいたい170mg/dLを超えてからなので、尿糖が出た場合は糖尿病予備群とされる「境界型」を超えて「糖尿病型」と診断されます。

いずれも医師の指導を受けて行う必要があるので、糖尿病で通院している人はどのようなタイプの測定器がよいか、担当医との相談の上決めるのが良いでしょう。

まとめ

□ 現在の血糖値を知ることによって、やりがいを見出す

□ 毎日同じ時間で計測し自分の血糖値の動きを知ることによって、どのくらい食べるとどのくらい血糖値が上がるのか、運動をするとどのくらい血糖値が下がるのか、などを具体的に把握する

□ 自己測定には、二つの方法があり、「自己血糖測定(SMBG)」と「持続グルコース測定」

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