糖尿病の原因は?症状は?予防に必要な知識 . | 糖尿病とは?症状から予防(食事、運動)について知る

糖尿病の原因は?症状は?予防に必要な知識 .

実は身近な病気である糖尿病

糖尿病は、血液中にブドウ糖が常に過剰にある病気です。高血糖が慢性的に続き、その結果さまざまな合併症を引き起こしてしまうのです。

初期には自覚症状がほとんどないまま進行するのですが、徐々に失明や腎不全、脳梗塞、心筋梗塞など多くの合併症につながっていきます。逆にいえば、高血糖をコントロールすることさえできれば糖尿病を予防したり症状を改善したりといったことも可能なのです。

世界的に患者の多い糖尿病ですが、日本も例外ではありません。全国で、糖尿病の疑いが強い人は950万人、可能性がある人だけでも1100万人はいるといわれているほどです。つまり、糖尿病患者とその予備軍の人をあわせると、5人にひとりが該当するという計算になります。誰にとっても身近な病気である糖尿病を予防するため、まずはどういった症状があるか、なにが発症の原因となるかについて正しい知識を得る必要があります。

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糖尿病の原因は?

糖尿病にはいくつかの種類があり、それぞれに原因がことなります。

糖尿病の原因は、食生活だけでなると思われがちですが、食生活は、もちろんのこと身内に糖尿病の方が、いることが大きな原因と近年わかって来ています。その事についてはのちほど述べたいと思います。戦後、糖尿病は非常に少なかったのが、1950年以降高度経済成長とともに糖尿病の方が急激に増えてきています。これは生活スタイルが非常に関係していることが分かります。戦後食糧事情が良くなり今まで日本人は魚中心の食生活だったのが、肉中心の高カロリーの食事が増え、そのことによって肥満を招き(隠れ肥満も含む)糖尿病発症率が近年急激に増えてきています。また自動車を含む公共機関、電化製品など生活が便利になり、そのことによって基礎代謝が減り運動不足も原因の一つです。実際、自動車の普及率と糖尿病の患者数が比例して増えていっています。このように世の中が便利になった反面、現代人は生活習慣病の危険にさらされることになったのです。

#年代別に見る糖尿病の割合

男性 糖尿病が強く疑われる人 糖尿病の可能性が否定できない人
20代  0.6パーセント      0.5パーセント
30代  1.4パーセント       1.8パーセント
40代  5.4パーセント       7.2パーセント
50代  12,2パーセント      10.2パーセント
60代  20.7パーセント       15.5パーセント
70代  23.2パーセント       17.7パーセント

女性 糖尿病が強く疑われる人 糖尿病の可能性が否定できない人
20代  0パーセント      0.8パーセント
30代  1.1パーセント       3.1パーセント
40代  1.7パーセント       7.5パーセント
50代  6,2パーセント      12.1パーセント
60代  12.6パーセント       17.4パーセント
70代  16.7パーセント       20.8パーセント

平成24年 厚労省 国民健康 栄養調査
冒頭でも述べましてように食生活の乱れ、運動不足が原因で
なる病気ではありません。遺伝的な要因も原因なのです。

糖尿病になりやすい人は、こんな人

いまや40歳以上の8人に一人が糖尿病だといわれていますので、誰がなってもおかしくありません。かといって、食生活が乱れて運動不足の方が全員なるわけでは
ありません。これをごらん頂いている方よりも、お酒を毎日飲んで食べたいだけ食べても糖尿病にならない人もいます。糖尿病になる原因は食生活の乱れ、運動不足と遺伝的な要因が
合わさってなる場合が非常に多いのです。もちろん遺伝的な要因がなくてもなる場合もありますので日ごろの食生活、適度な運動はしなければなりません。。

近親者に糖尿病がいる方は、注意が必要。

遺伝的な要因として、親、兄弟、祖父母に糖尿病の方がいる場合は常に注意が必要です。40代から健康診断を、定期的に受けることをお薦めいたします。

こんな要因が重なって糖尿病になる

糖尿病を誘発する環境的な原因は次のような事が挙げられます。

:肥満、過食、運動不足

血糖値は、すい臓から分泌するインスリンの働きによって一定に保たれていますが、肥満や運動不足によってインスリンの働きを悪くします。厚労省が行った調査で糖尿病が強く疑われる方の、なんと52パーセントの方が過去に肥満だったことがあると報告されたそうです。では、なぜ肥満の人が糖尿病になりやすいかお話します。糖尿病はすい臓から出されるインスリンと血液中のグリコーゲン(糖が変化したもの)と結合して細胞に入っていきエネルギーに変えて燃焼しますが、この働きが機能しなくなるのがインスリン抵抗性といいますが肥満の方は、このインスリン抵抗性と非常に深く関わっています。肥満の方は、細胞に沢山の中性脂肪があるのでインスリン受容体(インスリンが鍵なら、インスリン受容体は鍵穴)が隠れている状態なのでインスリンがインリン受容体を上手く探しきれずに結合することができずに、インスリンが細胞に入れなくなるのです。

家で言う鍵が開かなくて中に入れない状態です。あと肥満になると、これだけで終わりません。肥満になると脂肪細胞から腫瘍壊死因子(しゅようえしいんし)や遊離脂肪酸などが分泌されて、インスリンの働きを邪魔するのです。ですから高カロリーの食生活は危険なのです。このようなインスリン抵抗性になると、どのような事が起こるかと言いますとすい臓がインスリンが足りていないと思い、より沢山のインスリンを出すようにします。

ですから食べても直ぐにお腹が空く訳なのです。こういった状態が長年続くと、すい臓が疲れ果ててインスリンが出せなくなってきます。ここまでくると非常に危険で、インスリン注射を余儀なくされるのです。肥満が糖尿病を及ぼす影響は、これだけではありません。どういうことかと言いますと肥満は高脂血症(血管がもろくなる)高血圧の原因にもなりますし、もともと糖尿病は動脈硬化が進みやすい状態になっていますので、これら高脂血症、高血圧と合併すると狭心症や心筋梗塞の原因にもなるのです。糖尿病性腎症を持っている人は、高血圧をさらに悪化させてしまいます。このように肥満は糖尿病の進行を早めることにもなりかねない危険な状態なのです。

ストレス

仕事の悩みで鬱、過労死など今の現代人が抱えている問題は深刻ですが、こういったストレスからインスリンの作用を弱めるホルモンが分泌されます。それが原因で血糖値があがる場合が挙げられます。何か趣味を持ったり息抜きは非常に大事だと思います。

その他の原因

加齢も糖尿病の原因のひとつですが年齢も重ねるごとに、どうしても体が弱ってきます。これは仕方が無い事ですがこれ同様に、すい臓も弱ってきます。車に例えるなら車も古くなるとエンジンが悪くなり燃費も悪くなります。エンジンがすい臓でガソリンがインスリンです。古くなればなるほど、衰えるのは当たり前です。このほか副腎皮質ホルモン剤や血圧降下剤など特定の薬も糖尿病を誘発したり妊娠が糖尿病を誘発したりします。なぜかと言いますと胎盤からインスリンの作用を弱めるホルモンが分泌します。出産後、殆どの方は正常に戻りますが、中には出産後、何年かしてから糖尿病になる方もいます。

糖尿病に特有の症状

糖尿病の特徴として、ほとんどの場合初期はほとんど自覚症状がないことがあげられます。

血糖値が高い状態が続くと、やたら喉が渇いたり頻尿になったり、といった傾向があらわれるようにもなりますが、これも絶対ではありません。なにも自覚症状のないまま合併症が発生してしまうところまで糖尿病が進行してしまう人も多くいます。

高血糖の状態が続くと血管や神経が傷つくことから、からだのいろいろな部分に症状があらわれはじめます。典型的なものに、視力の低下や手足のしびれがあります。また血管が弱ることによって脳梗塞や心筋梗塞のリスクも高まるので注意が必要です。

こういった症状があらわれる頃には、既に治療がむずかしくなっていることもあります。自覚症状があらわれる前からきちんと予防したり、定期的に検診を受けることがたいせつです。

糖尿病を予防するには生活習慣の改善から

いくつかある糖尿病の種類のうち、いちばん患者数の多い2型糖尿病を予防するには、日頃の生活習慣を改善することがなによりも効果的です。

糖質の多い食事をやめたり、毎日継続した運動習慣を身につけたりするだけで血糖値は上がりにくくなります。また、内臓脂肪が増えるとインスリンの効き目が悪くなるので、肥満を解消することも糖尿病予防には効果的です。

もちろん、予防の段階でいきなり厳しい食事制限や激しい運動をするのはたいへんですし、かえって健康を損なってしまうこともあります。たいせつなのは「継続すること」ですから、食事の制限も運動も、無理なく行える範囲で注意し、たまには息抜きもしながら血糖値をコントロールしていくようこころがけましょう。

まとめ

□ 2型糖尿病は、偏った食生活や運動不足、それによる肥満などが原因。

□ 2型糖尿病を予防するには生活習慣をあらためることが症状の緩和・予防にいちばん効果的ある。

□ 糖尿病の初期はほとんど自覚症状がない場合が多い

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