糖尿病の食事制限では食材ごとに食品成分表で調べなくてはいけない!? | 糖尿病とは?症状から予防(食事、運動)について知る

糖尿病の食事制限では食材ごとに食品成分表で調べなくてはいけない!?

糖尿病の治療は、毎日の食事制限が主になります。体重や生活強度などから導き出したカロリーを上限として、毎日の食事のメニューを決めていくこととなります。しかし、このようなカロリー計算はどのように行っていくものなのでしょうか?食品や食材ごとに、食品成分表などでカロリーを調べていかなくてはならないのでしょうか?

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食品標準成分表によるカロリー計算は不要です

料理にカロリーがあるように、食材にも当然カロリーがあります。どの食材がどれくらいのカロリーになるのかについては、文部科学省などで公表している「日本食品標準成分表」という資料を基に調べる事が可能です。この日本食品標準成分表は、文部科学省のホームページで一般にも公開されているため、誰でも閲覧することが可能です。調理加工前の食材そのままのカロリーはもちろん、各種調理をした場合のカロリー、加工食品のカロリーなども記されています。

このような成分表を使えば、緻密にカロリー計算が可能です。しかし、こういった食材から細かにカロリーを調べて、摂取カロリーの計算をするのは非常に大変です。糖尿病の食事制限では、ここまで細かなカロリー計算は必要としません。もちろん、出来る方は食品成分表をもとに計算しても構いませんが、もっと簡単な方法でカロリー計算をして管理をしてOKなのです。

糖尿病の食事のカロリー計算は単位ごとで計算

糖尿病の食事におけるカロリーの導き出し方は、成分表を使用するよりも、もっと簡単で分かりやすい方法が用いられています。糖尿病のカロリー計算では、1単位80kcalとして、単位ごとで計算をします。たとえば、1日に1600kcalが総摂取カロリーの場合、1日にとって良いとされるのは、1600÷80=20単位となるのです。これを、「食品交換表」という書籍に記載されている、食品が分類分けされた一覧表と、食材を照らし合わせて計算します。それぞれ、食材や栄養素ごとに表1~表6、その他の7種に分類されているのですが、それに合わせて単位が割り振られています。それらの表の単位と食品を照らし合わせながら、朝昼晩と単位を超えないように組みあわせてメニューを決めていくという形です。交換表という名前の通り、同じ分類内の食材であれば好きなように交換して組み合わせる事ができるので、細かい計算の必要もなくとても手軽に献立を決める事ができるのです。

食品交換表は栄養バランスも一目でわかる

食品交換表の利点は、細かなカロリー計算をしなくても療養用のメニューが決められるというだけではありません。栄養バランスも一目でわかるというメリットも持っています。食品交換表は、カロリーごとの一覧ではなく、栄養素ごとに分類されて表になっているので、見やすく非常に理解しやすいようにまとめられています。各分類から最低1つずつ、それぞれ選ぶだけでも、バランスの良い栄養素を摂ることが可能になるのです。

ただし食品交換表にもデメリットとなる面はある

食品交換表はあくまでも、食品や食材、調味料などがベースになっています。普段から自分で料理をする人には理解がしやすいのですが、そうでない方にとっては、少々難しく感じてしまう面もあるようです。実際、食品交換表に基づいて料理をしたら、1食がびっくりするほど少ない量の料理となってしまい、満腹感には到底及ばないものとなってしまう場合も少なくありません。表から見ると、どれくらいの食事量になるのか想像がつきにくく、慣れるまでは大変であることには違いがないのです。

糖尿病のカロリー計算専用アプリやレシピ本を活用するのも方法

糖尿病の治療においては、適切なカロリーの範囲内で3食しっかりと食べ、栄養のバランスをとることが大前提になります。これを基準にさえすれば、他の方法を用いてカロリー計算をしても何ら問題はありません。今回お話をした食品交換表だけではなく、スマートフォンの糖尿病の食事療養専門のカロリー計算ができるアプリや、糖尿病食のためのカロリーが記載されているレシピ本なども、上手に活用してくと良いでしょう。大切なのは、継続をするためにどうすればよいかです。食事療養では可能な限り、ストレスなく継続できるよう工夫していくことも大切になるのです。

まとめ

□ 食品交換表に記載されている食品が分類わけされた一覧表と、食品を照らし合わせて計算をする簡単な方法がある

□ 食品交換表は食品や食材、調味料がベースになっている為、普段料理をしない人には少々難しく感じるので慣れる必要がある

□ スマートフォンの糖尿病の食事両方専門のカロリーが計算できるアプリや、糖尿病食のためのカロリーが記載されているレシピ本などを上手に活用する

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