糖尿病の症状とは?初期症状と代表的な症状について解説 | 糖尿病とは?症状から予防(食事、運動)について知る

糖尿病の症状とは?初期症状と代表的な症状について解説

糖尿病の初期症状

糖尿病の怖いところは、初期症状がほとんどなく症状が出てきたときにはかなり病気が進行しているケースが殆どです。糖尿病は太っている人がなると思いがちですが、一概には言えなく糖尿病の方全体でみると二割ぐらいは太っていなくて糖尿病を発症しています。

ですから健康診断にいって糖尿病と診断されてから驚く方も非常に多いのです。糖尿病の初期はほとんど生活に支障がないので、ほとんどの方が、さほど心配しませんが、ほうっておくと合併症(他の病気が併発する)が起こり非常に危険な病気でもあります。糖尿病が、本当に恐ろしいのは、病気が進行すると血管の動脈硬化を進行させ様々な病気が出てくるのです。太い血管が侵されると脳血管障害、心疾患、細い血管が侵されると糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害といった合併症が出てくる可能があります。

このような、おもてだって症状が出るまでには人によりますが5年~10年かかる場合もありますし、高血糖が続いても体がしんどいだけの症状で何年も過ごす場合があり、ある時から急に合併症を引き起こす危険性もあります。こういった合併症が出てきてから糖尿病を改善しようと思ってもなかなか思うように改善させるのは難しくなります。ですから糖尿病は早期対策が必要不可欠なのです。糖尿病を早期発見するには健康診断をマメにいくしかありません。少しでもおかしいと思ったら受診することをお薦めいたします。

糖尿病の代表的な自覚症状とは

糖尿病の代表的な症状は以下のものがあります。

1.のどが渇く

のどがやたらと渇く、飲んでも飲んでも飲みたくなります。飲み物を横に置いていないといけないぐらいです。寝ている時でも夜中、喉の渇きで目が覚めたりします。糖尿病になると尿として多量の水分が出てしまい体が脱水症状になってしまうのでこのような症状が出てきてしまいます。通常普通の人の一日の飲む量が1リットルに対し糖尿病の人は2リットル以上、酷い人なら5リットル飲まないといられない人もいます。ジュースよりも水がおいしく感じられます。

2.尿の量が多くなる

尿量が増えて、トイレが近くなります。一日に2リットル以上尿として出ていきます。これは腎臓が多量のブドウ糖を吸収しきれなくなり尿と一緒に出てしまうからです。その結果
沢山の水分が必要となり尿の出る量が増えるのです。また尿に糖分が含まれているので尿が甘い匂いがすることがあります。尿を頻繁に出し、喉が渇くを繰り返します。ただ、尿の糖分が出たからといって一概に糖尿病とは言い切れません。尿に糖が出るが糖尿病でない場合は腎臓に問題があります。これを腎性糖尿と言いますし、膀胱炎では、排尿の回数は増え痛みが感じますがトータルの尿の量はかわりません。あと前立腺肥大はトイレの回数が増えますが喉の渇きはありません。心臓疾患の場合も同じく夜中にトイレに行くことがありますが、喉の渇きはありません。

3.体が常に、だるい。疲れやすく食後直ぐに眠くなる

たいして体を動かしたわけでもないのに常に疲れが生じます。どんな感じかといいますと、運動して疲れた感じではなく何もできないぐらいしんどく感じます。(倦怠感)通常、健康な場合は食事をして栄養を腸から吸収してブドウ糖に変わり体全身にいきわたって細胞に吸収されエネルギーに変わるのですが、糖尿病の方はブドウ糖が細胞に入れずに血液に残って行くところがなくなり、尿、汗で出て行ってしまいます。こういった理由からエネルギーが出せずにしんどくなり、だるく感じるのです。

4.食べても、みるみる体重が減っていく

食べても食べてもお腹が空くので、沢山食べる。しばらくするとまたお腹が空くを繰り返すことになります。それで沢山食べているのに太る所か、みるみる体重が減っていきます。こればブドウ糖が細胞に入れず十分エネルギーに変えれないので、体に栄養が足りていないと脳に信号を送ります。その為に栄養が足りていないと脳から空腹中枢に早く栄養を取るようにと命令が出されます。そういた理由から、食べても直ぐにお腹が空くといった具合になるのです。それで、また食事をしてもエネルギーに変えられないので、今度は食事からでは足りないと脳が反応してエネルギーに変えるために体の脂質をエネルギーに変える働きが起こります。その為、体重がみるみる減っていくのです。人によったら甘いものが食べたくてしょうがないという人もいます。なお急激な体重の減少は非常に危険で昏睡に陥り、そのまま意識不明で植物状態になる危険性もありますので早急に治療することをお薦めいたします。

糖尿病が進むと合併症による症状が現れる糖尿病がさらに進行する、合併症による症状が現れてきます。

代表的な合併症の症状

糖尿病が進むと合併症といって、ほかの病気が出てきます。この段階で、やっと自分が糖尿病と気づく方も少なくありません。以下の症状が出た場合、かなり糖尿病が進行していますので直ぐにでも受診してください。

1.目がかすむ、視力が低下する

新聞を読んでいると、なにかいつもより目がかすむし、目をついつい、こすってしまします。目が疲れやすいくなり、二重に見える場合も出てきます。これは物を見るための神経系の障害で目の運動神経がマヒしてきて起こる現象です。糖尿病の進行によっては目の底にある網膜が出血したり、白斑がでたりします。出血といっても自分でみて分かるものではありません。ほうっておくと失明の危険性もあります。日本では成人の失明の原因のほとんどが糖尿病なのです。

2.歩いていると足が痛い、手足がしびれる

脚の血管の動脈硬化によって引き起こされる閉塞性動脈硬化症によって足に痛みがはしります。手足の先がジンジンしたり、ピリピリ痛むといった症状が現れます。人によってはこむらがえりを起こしたりします。これら全て知覚障害によって引き起こされるのです。

3.足がむくむ

通常、腎臓は血液中の老廃物をろ過して必要なアミノ酸などを再び血液に戻します。糖尿病が進行して、悪化すると腎臓の機能が悪くなり、本来の役割が出来なくなります。そのことによって体の老廃物がろ過されずに体内にたまったり、本来、ろ過されないはずのタンパク質が過剰に尿として出たりします。これが進むと腎臓の機能がまったく機能しなくなり糖尿病腎症を発症します。糖尿病腎症は5段階に分かれて進行しますが、第三段階で顕性腎症になると、頻繁に尿にタンパクが混じって出てしまいます。これが進行すると血圧が上昇し、足がむくみ始めます。ここまで来ると血糖のコントロールだけでは、改善しなくなります。この顕性腎症を治療しないと約5年で腎不全になります。腎不全になると、腎臓を元に戻すのは不可能になり、人工透析を余儀なくされます。

4.傷が治りにくくなり化膿しやすくなる。

糖尿病が進むと抵抗力が落ちるので、傷が治りにくくなります。特に靴擦れなどよくなります。この靴擦れが悪化すると非常に危険です。こういった傷口から壊疽のなったいします。これを糖尿病性壊疽といいます。これが進行すると皮膚が、どんどん腐っていき足の切断も余儀なくされます。血管障害による壊疽は動脈硬化からなり血流が悪くなことから起こります。最近を殺す白血球が減少し、その結果小さな傷から膿みやすくなり壊疽へと悪化するのです。血管障害による壊疽は、傷のもとがコブのように盛り上がり激しい痛みを伴います。神経障害による傷は、痛みが感じないので放置することが多く気が付かないうちに壊疽になっているケースがあります。神経障害の壊疽は傷串が湿っていて、悪臭があるのが特徴です。

5.便秘と下痢を繰り返す。

ホルモンのバランスを崩し、自律神経が機能しなくなり腸の働きが、おかしくなります。腸の働きが早くなると下痢になります。通常、下痢の場合腹痛がありますが
糖尿病の下痢の特徴は腹痛がありません。通常の下痢と違います。それとは逆に腸の働きが急に遅くなり便秘になります。これらを繰り返します。便秘と下痢を繰り返すのは大腸がんの危険性もあります。

6.性機能障害になる

性機能障害の場合、2つの可能性があります。一つは血管障害、もう一つは神経障害です。これにより、陰茎内部の海綿体に血液が上手くいかなくなり勃起不全を引き起こします。自律神経もおかしくなるので男性としての機能が低下します。

7.皮膚、陰部がかゆくなる

皮膚が、たまらないぐらい痒くなります。それと女性に多い症状ですが陰部にカンジタと言うカビが繁殖しやすくなります。激しい痒みが出てきます。これは、血糖コントロールが上手く機能していない時に起こります。

8.虫歯や歯槽膿漏になりやすくなる。

糖尿病のなると、糖が吸収されずに血管にとどまりますが、口の中の唾液にも糖が混じって出てきます。唾液が甘くなることによって虫歯を誘発したり、血液の循環が悪くなり歯肉が炎症を起こ歯槽膿漏になります。このことによって歯が抜けて入れ歯をはめることになります。

9.月経が遅れたりする

糖尿病と生理は、あまり関係がないと思われていますが、非常に関係が深いのです。通常、女性ホルモンであるエストロゲンは排卵前に上昇し血糖値が低下します。排卵後
エストロゲンとプロゲステロンが上昇して血糖値も上昇します。血糖値のコントロールが上手くいかないために、エストロゲンとプロゲステロンが上手くコントロールできなくなり、月経が遅れたり不順になったりするのです。

10.風邪をひきやすくなる

糖尿病になると、抵抗力が低下し、感染症を起こしやすくなります。感染症とは色々なウイルスや細菌が原因でおこる病気のことを言います。風邪も、その一つです。通常なら風邪をひいても、何日かすると治りますが糖尿病の場合は最初、風邪でも拗らせて気管支炎になり最終的に肺炎になるケースもあります。通常、ウイルスが体内に入ると撃退するのが白血球の役割ですが、その役割が糖尿病のなると低下します。一方ウイルスは血液中の糖を栄養とするので高血糖はウイルスにとって好都合なのです。こういった理由からなかなか風邪が治りにくいのです。

       

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